- 例会
ACT ART COM – アート&デザインフェアー 2012 – に美楽舎として出展いたします。
コレクターの活動は、ただ買うだけでなく、マイコレ展での展示などでアーティストの応援をしていますが、今回の活動歯はもう少し積極的に作家の展示販売、またギャラリーとのコラボなどで、私どものコレクターの活動を外へ広げていければ良いなと思っています。
考えてみれば、購入した作品の入れ替えも大切で、その販売(出口)についても、コレクターにとっては重要な問題です。実際買ったものが、世の中で、どう評価されるかの一面が見られるのではと思います。今後、この活動が、広がることを念じています。(澤登)
◆主催:NPO法人 ACT ART COM 実行委員会
◆会場:The Artcomplex Center of Tokyo (ACT) 全館
◆開催日程:
2012年6月21日(木)~24日(日)4日間
VIPオープニング 2012年6月21日(木)16:00~20:00(15:00までは一般オープン)
◆一般会期:
6月21日(木)11:00~15:00
6月22日(金)11:00~20:00
6月23日(土)11:00~20:00
6月24日(日)11:00~17:00
◆出展者・団体:
シバザキリカ/たむ/たんたん/株式会社ゼツトアンドケイ/株式会社タカタレムノス
株式会社ファーゼン/やすだぜんり/井口聖/笠原しい/ミツイアー卜(あべゆか)/佐藤周作
山口漢観薫/KURUM・ART contemporary(稲田早紀・利紗)/小幡友貴
株式会社アーツテツク/照紗/中川知絵子/辻井宏明/兎月結花/GIJs 11lust Prttect#5
飯田哲夫/粉川江里子/報美社(隅田あい夏)/麻布十番ギャラリー
eico wada / ninko ouzou/shiori
美楽舎(出展内容一覧)
( 美楽舎、北林憲次<机ツヤ子・K.K COLLECTION:淀井敏夫、柳原義達、萩原守衛、舟越保武 他>、高木瑛子<石井誠>、丹伸巨<せきやかよこ>、藤井忠生<織田泰児、加藤雅巳、津田のぼる、藤井光永>、澤登丈夫<はまぐちさくらこ>、石堂琢巳<こばやしまな>、浪川恵美<中村隆>、岩井昌代<岩井昌代> )
no. | 担当 | 作家 | 展示内容 | その他 | ブース番号 |
1 | 美楽舎 | 美楽舎の活動報告と宣伝 | スライド、ビデオによる活動状況展示 | 10 | |
2 | 高木 | 石井 誠 展 | 彫刻 等 | 壁に掛けるタイプの造形作品 | 9 |
3 | 丹 | せきや かよこ 展 | 絵画(アクリル他) | ギャラリー展現舎 | 4 |
4 | 澤登 | はまぐちさくらこ 展 | 「よいきもち」展 | ドローイング 他各種 本など 協力「artdish g」 |
3 |
5 | 石堂 | こばやし まな 展 | 「世界に向けて虹を吐く」展 | 石堂キュレーション 多摩美版画出身 |
1 |
6 | 浪川 | 中村 隆 展 | 2010年没 今秋、企画展予定 | 鉄・アルミの造形品 初遺作展 |
6 |
7,8 | 北林 | 机つや子と近代彫刻展 (淀井敏夫、柳原義達、 荻原守衛、舟越保武 、若林奮 他) |
TSUKUE TSUYAKO & K.K COLLECTION 机つや子イラストと日本の近代彫刻 |
展示即売 | 7、8 |
9 | 岩井 | 岩井 昌代 展 | 東京展作家 | 5 | |
10 | 藤井 | 織田 泰児他グループ展 | 藤井忠生キュレーティンググループ展 織田泰児 加藤雅巳、津田のぼる、藤井光永 |
東京展作家 | 2 |
こばやし まな(銅版画家、カラフルイラストレーター)
1985年 東京都生まれ
2011年 多摩美術大学版画科卒業
作家歴
2008年 西麻布「譲」にて初個展
2009年 講談社フェーマスイラストコンペ入選
2010年 第6回世界堂絵画大賞展入選
岡山県美作市美術館バレンタイン展にて展示
第9回三菱商事アートゲートプログラム入選
ニッケピュアハートイラストコンペ入選
吉祥寺コピスギャラリーにて展示
2011年 三軒茶屋galerie H個展
吉祥寺コピスギャラリーにて展示
第13回三菱商事アートゲートプログラム入選
第7回世界堂絵画大賞展協賛社賞受賞
第5回山本県版画大賞展入選
絵画教室ちゅーりっぷ教室 主宰 http://art-tulip.jimdo.com/
現在、銅版画家、イラストレーターとして活動中 http://komana.jimdo.com/
●推薦者のことば
こばやしまなさんを推薦します。2009年の多摩美祭で初めて彼女の作品を見て以来、ずっと注目してきました。自己の内面に向かう学生の作品が多い中で、外に向かって力強くストレートに訴えかけてくる一方、銅版の無数の繊細な線が、この若い作家の多感で鋭敏な感性を表しているように思います。「世界に向けて虹を吐く」が彼女のアーティストテーマですが、その言葉のとおり、彼女の作品が世界中の人々を幸福な気持ちにしてくれることを信じています。
推薦者:石堂琢己(美楽舎会員、主に学生の版画作品を中心に蒐集。その数500点以上。)
「涙はみないでここにいて」2008年/水性ペン、油性ペン、鉛筆/233×272㎜
「何もしなくても
何もなくても
好き。
いっしょに旅にでて
帰って来なかったね。
ペンギン、うたをうたうペンギン。
戦うペンギン、手が温かいペンギン、
わたしの目の上に薬指をのせたペンギン。
あ、まちがえた
ぜんぶ、ペンギンじゃなかった
なんだっけ
えーと
でも
いいの
いいか
あたらしい、よいきもち」
はまぐちさくらこ
1981年 京都生まれ
2001年 京都嵯峨美術短期大学 絵画3(現代絵画)コース卒業
2008年 インド ヴィシュババラティ大学版画コース短期留学
主な個展歴:(2002年より多数)
2011年「いつもあげる」RENSEIPRINTPARKアーツ千代田3331(東京)
「すき」mograg garage (東京)
「はい愛!」artdish g
2012年「Youちゃん」Art Space 563(台北)
「はだかちゃん」island MEDIUM(東京)他、
主なグループ展歴:(2002年より多数)
2010年 国立国際美術館 新築移転5周年記念「絵画の庭~ゼロ年代日本の地平から~」国立国際美術館(大阪)
「月刊春菜はな~GURU GURU GURU」 artdish g
「【新しい】カオス*ラウンジ【自然】」日比谷高橋コレクション(東京)
2011 年「アートどすえ」中野hidari zingaro(東京)
『Young Art Taipei』artdish gブース(台湾)、
「わくわくSHIBUYA」トーキョーワンダーサイト渋谷(東京)
2012年「ASAIA TOP GALLERY HOTEL ART FAIR HONGKONG 12」artdish gブース、他
受賞歴:
2002年『GEISAI 2』 ペインティングユニット”うりちゃんさくちゃん”/奈良美智 個人賞
2003年『GEISAI 3』 Nadiff スカウト賞
2004年『GEISAI 5』 金賞
2005年 美術出版社『みづゑ』絵本部門大賞
2006年『GEISAI 9』 成山画廊 スカウト賞、『GEISAI 10』 HIROMI YOSII スカウト賞
出版物:
2007年『SAKURAKO BOOK「はだかちゃん物語り」付き』artdish g
2010年『ぱぱごはん』ビリケン出版
2012年『ゆるす』artdish g
コレクション:
国立国際美術館(大阪)
せきやかよこ
1987年生まれ京都在住。
大阪デザイナー専門学校研究科卒業
大阪のギャラリー展現舎に所属。
2007 West & East 入選
2008 Art Osaka (展現舎ブース)
2009 Art Osaka (展現舎ブース)
東京コンテンポラリーアートフェア(展現舎ブース)
個展「あまいせかい」(Coffee&Break Time SUN:京都)
2010 young art taipei (展現舎ブース)
2011 アートフェア京都 (展現舎ブース)
他、展示多数。
推薦者の言葉
ナイーブに揺れ動く、繊細で傷つきやすくちょっと切ない心象世界を、人物や植物、動物、などのモチーフを用いて展開し続けている。
<経歴>
ソニーマガジンズオーディション出身、1995年漫画誌「きみとぼく」でデビュー、その後フリーで活動
■漫画連載 MONOマガジン「豆乳に真珠」、JUICE「夜明けのリアル」、フロムA「ポマト日和」「パンディーちゃんが行く」、TV.Bros「ブロス女学園」、きみとぼく「ピンとロボ吉」
■漫画、カット掲載 フロムA、TV.Bros、MONOマガジン、エスクアイア、ヴィータ等
■コラム連載 フロムA、きみとぼく
■その他活動 BS朝日「ボーブ」オープニングイラスト、「ニヒル牛」参加 たま石川さんすごろく旅参加、アットマーク社グリーティングカード、東美デザイン株式会社広告イラスト、三才ブックス書籍挿絵、書籍「東京スタイル」日記 等
「なるべく間に合うように向っています」板、アクリル
K.K COLLECTION
アートな居住空間を作るために集めた「日本近代彫刻の名品」+「若林奮の版画」です
<出品作家>
■荻原守衛(1879~1910) 荻原守衛は、近代日本の彫刻家の中で、「彫刻」とはどうあるべきかと言う問いに対して真剣に向き合い、ひとつの回答を示し得た。1908(明治41)年。そこに日本近代彫刻の誕生を見ることが出来る。(日本彫刻の近代、明治の彫刻:古田亮) 代表作品:抗夫、文覚、女
■柳原義達(1910~2004) 日大芸術学部主任教授、文化功労者
■淀井敏夫(1911~2005) 日本芸術院会員、文化功労者、文化勲章、二科理事長
■舟越保武(1912~2002) 文化功労者、東京芸大教授
■富永直樹(1913~2006) 日本芸術院会員、文化功労者、文化勲章、日展理事長
■若林奮(1936~2003) 多摩美教授
(左から、荻原守衛「坑夫」、柳原義達「道標・鴉」、淀井敏夫「渚のエアロペ」、舟越保武「ローマの娘」、富永直樹「ポジョレの娘」、若林奮「FIELD-B(2X)」)
中村 隆 ― Takashi Nakamura ― (金属造形作家)
1949 東京生まれ
86 武蔵野美術短期大学工芸デザイン科卒 93.94 日仏現代美術展優秀賞、ビブリオテック・デ・ザール賞 93・94・99・2000 毎日現代日本美術展 07 新象展佳作 08展賞・損保ジャパン美術財団奨励賞 個展多数(92・95・97村松画廊、00ギャリ―銀座汲美 02ギャラリーアンファン 08ガレリアグラフィbis他) 05文化庁派遣芸術家在外研修(スペイン) 2010.7月 悪性腫にて他界、享年61歳。
■推薦者のことば
去る2010年の七夕、61歳で他界した中村隆氏は、壮大な宇宙に生かされている万物への畏敬や憂い、いとおしさをテーマに制作して来たアーティストです。出会いは1998年。
私の琴線を震わす【アート】の世界へ誘う切っ掛けをいただいた作家の一人でもあります。 三回忌にあたる2012年9月に、川口アートギャラリー・アトリアにおいて遺作展の開催が予定されています。
推薦者:浪川 恵美(美楽舎会員・Art attendant)
左:「不可視域003」400mm×330mm、アルミニウム
右:「work-A-no.13」498mm×784mm、アルミニウム