2014年1月例会 ー 土渕信彦氏 講演

「瀧口修造について」

【日時】

1月26日(日)
18:00~(質疑応答を含め)1000円(会員無料)
終了後懇親会(場所を変えて行います/実費)

【場所】
TS4312
東京都新宿区四谷三丁目12番地サワノボリビル9F
TEL 03-3351-8435 /FAX 03-3359-5650

参加の方  K’s Gallery 内  増田まで
Tel :03-5159-0809 Fax :03-5579-9004
メール:kgallery@eagle.ocn.ne.jp
※事前にご連絡ください
(ご出席いただける人数は先着15名までとさせていただきます)
会員外の方の出席も心よりお待ちしています。

【講演】
土渕信彦 氏

<土渕信彦氏 略歴>

1954年東京都に生まれる。高校時代に西脇順三郎の詩を通じて瀧口修造の存在を知り、『瀧口修造の詩的実験 1927~1937』、『シュルレアリスムのために』などの著作を読み始める。1978年、自由が丘画廊の「マルセル・デュシャン小展示」会場で瀧口本人に会う。銀行勤務の傍ら作品・資料を収集し、研究を続ける。1999年に中途退職し、翌年慶應義塾大学文学研究科(美学・美術史学)に入学、02年修士課程を終了する。その後も瀧口修造に関する展覧会の開催や雑誌の特集に協力し、多くの論考を発表している。

 

【主な論考など】

・瀧口修造『パウル・クレー論集』、佐谷画廊、1990年1月(企画・編集・解題)
・「彼岸のオブジェ ― 瀧口修造の絵画思考と対物質の精神の余白に」、「太陽」、平凡社、1993年4月
・「瀧口修造事典」(「落合実」名義、巖谷國士との共同執筆)、同上
・「年譜」「展覧会歴」「参考文献」、「瀧口修造の造形的実験」展図録、2001年7月
・「透明な部屋 ― 瀧口修造の「オブジェの店」を開く構想の余白に」、「瀧口修造 夢の漂流物」展図録、2005年2月
・「初期詩篇の再検討 ― 「雨」「月」「冬」は、いつ執筆されたか?」、「橄欖」1号、瀧口修造研究会、2009年7月
・「『瀧口修造の詩的実験』の構造と解釈」1~3、「洪水」6~8号、洪水企画、2010年7月~2011年7月
・「瀧口修造の装幀と手作り本に関する一考察 ― 特に「仮綴風」をめぐって」、「瀧口修造とマルセル・デュシャン」展図録、2011年11月
・「瀧口修造の政治的位置」1,2、「洪水」9,10号、2012年1,7月
・「瀧口修造と小樽」、「橄欖」2号、瀧口修造研究会、2012年7月
・「影像人間の理路 ― 初期詩篇から『余白に書く』に至る、瀧口修造の思想的軌跡」、「詩人と美術 瀧口修造のシュルレアリスム」展図録、2013年5月

 

【協力した主な展覧会】

・「瀧口修造の造形的実験」展(富山県立近代美術館・渋谷区立松濤美術館、2001年7月)
・「瀧口修造生誕100年記念 コラボレーションの磁場」展(カスヤの森現代美術館、2003年11月)
・「瀧口修造 夢の漂流物」展(富山県立近代美術館・世田谷美術館、2005年2月)
・「瀧口修造とマルセル・デュシャン」展(千葉市美術館、2011年11月)
・「詩人と美術 瀧口修造のシュルレアリスム」展(市立小樽美術館・同文学館、萬鉄五郎記念美術館、天童市美術館、足利市立美術館、2013年5月)
・「瀧口修造展Ⅰ」(ときの忘れもの、2014年1月)

 

【コレクション展】

・「瀧口修造生誕100年記念 オートマティスムの彼岸」展(名古屋市美術館、2003年12月)
・「瀧口修造の光跡Ⅰ 美というもの」(森岡書店、2009年7月)
・「瀧口修造の光跡Ⅱ デッサンする手」(森岡書店、2010年7月)
・「瀧口修造の光跡Ⅲ 百の眼の物語」(千葉市美術館 市民ギャラリー、2011年12月)
・「瀧口修造の光跡Ⅳ 手が先き、先きが手」(TS4312、2014年1月)

 

 

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